合格する生徒が実践している!正しい授業の受け方!

効果・効率 勉強法 役立ち情報 May 08, 2023

授業内容を正しく理解し、そこで得た知識を自分のものにするためには、正しい方法で授業を受けることが大切です。

自分ではしっかりと授業を受けていると思っていても、実際は授業内容が頭に入っていないケースが多く、わかった気になっているだけという人もたくさんいます。

そこでこの記事では、間違った授業の受け方と志望校に合格する生徒が実践している正しい授業の受け方について、詳しく解説していきます。

 

多くの生徒がやっている間違った授業の受け方

当たり前ですが、教室に座っているだけで成績は上がりません。

しっかり授業を聞いて板書をノートに写し復習することが大切です。

このうち「授業を聞く」という部分ができていない生徒がかなり多くいます。

実際に塾・予備校の現場で、内容がしっかりと頭に入っているか、理解できているかを確かめるために、あるタイミングで少し前に説明していた所に戻り、

「ここではどんな注意事項を言っていた?」

「このとき何故こうするって話していた?」

と質問をすると、多くの生徒が答えられません。

これは、ほとんどの生徒が「聞いているつもり」「わかったつもり」になっているだけで、実際は頭にしっかりと刻み込むレベルで授業を受けていないことを表しています。

教室に座り先生の話に耳を傾けているとなんとなく勉強している気分になります。

特に、先生の教え方が上手だと理解できた気になりがちです。

また 板書をノートに写すとき、自分では話を聞きながらノートを書いているつもりでいても、実際は話をキチンと聞くことができていない生徒も多いです。

このように授業の内容全てをしっかり理解して頭に入れられる人はかなり少ないので、自分がそうなっていないか注意を払う必要があります。

早い段階で正しい授業の受け方をマスターしないと、いつまで経っても学習効率が上がらなくなってしまいます。

そうならないためにも、これ以降の内容をしっかり読み実践していきましょう。

 

授業の受け方を間違えるとどうなる?

では次に、授業の受け方を間違えてしまうとどうなるのかということについて、詳しく解説していきます。

 

集中できなくなる

授業の受け方を間違えると、集中力を高いままキープすることが難しくなります。

中には、

「自分には集中力がないから・・・」

と諦めてしまっている人もいるかもしれませんが、集中力というのは「ある・ない」ではなく、「高い状態・低い状態」と表現するのが適切です。

間違った方法で授業を受けてしまうと、集中力を高いまま維持することができなくなり、ずっと集中力が低い状態になってしまうのです。

集中力は徐々にですが、鍛えることができます。

詳しく知りたいと考えている人は、こちらの記事を参考にしてみてください。

Blog:「集中して勉強できない」 から脱却!集中力を高め、継続させる方法とは?

 

知識が頭に入らなくなる

授業の受け方を間違えると、知識が頭に入らなくなります。

先ほども解説したように、黙って真面目に聞いているだけでは、正しく授業を受けているとは言えません。

真面目に聞いていたとしても、内容が右から左に流れてしまっては授業を受ける意味がないのです。

 

合格する生徒が実践している正しい授業の受け方

では次に、志望校に合格する生徒が行っている正しい授業の受け方について、詳しく解説していきます。

 

授業中は話を聞くこと、一緒に考えることを優先している

志望校に合格する生徒、テストで良い点数を取る生徒は授業中、

・話を聞くこと

・一緒に考えること

を優先しています。

特に大切なのは、後者の「一緒に考えること」です。

「なぜこの問題の答えはこうなるのか」

「なぜそこでこの手法を使うのか」

「こっちの方法は使えないのか」

ということを真剣に考えながら授業を聞けば、理解も深まり内容も頭に入ってきやすくなるのです。

 

綺麗なノートではなく、殴り書きのメモ程度にとどめている

この記事を見ている人の中に、たくさんの色ペン・定規・コンパスを使ってとてもカラフルな綺麗ノートを授業中に作っている人はいませんか?

綺麗なノートを取れば、何となくわかった気、理解した気、勉強した気になってしまいますよね。

ただ、志望校に合格する生徒や、テストで良い点を取る生徒は、 授業中は殴り書き程度のメモに留め、授業終了後に内容を振り返りながら書き足したり、清書ノートを作成したりしています。

そうすることにより、 授業中に「話を聞く・一緒に考える」に集中できるようになる ので、効率よく知識を吸収しやすくなります。

 

授業を参考にしながら練習問題を解く

志望校に合格する生徒、テストで良い点を取る生徒は、授業を受けて終わりにしません。

授業後は、書き足しノート・清書ノートを作成し、 これを参考にしながら練習問題を解きます。

そうすることにより、授業でインプットした知識をアウトプットできるようになりますので、内容の理解度を深められるようになるのです。

 

授業の内容を効率よく理解するためのコツ

では最後に、授業の内容を効率よく理解するためのコツについて、詳しく解説していきます。

 

授業前にメモ欄を作っておく

先ほども解説したように、授業の内容をスムーズに理解するためには、話を聞くことや一緒に考えることを優先する必要があります。

ノートを取ることに集中してしまうと、内容が頭に入ってこなくなってしまうのです。

話を聞いたり、一緒に考えたりすることに集中するためには、ノートにメモ欄を作っておくことが大切です。

そうすることにより、

「大切だな」

「忘れてしまいそうだな」

「あとで調べよう/質問しよう」

と思うポイントを殴り書きでメモできるようになりますので、多くの情報を効率よく吸収できるようになります。

 

ノートにTodoリストを作っておく

ノートにTodoリストを作っておくというのもおすすめです。

Todoリストに、

・○○の復習をする

・○○について深く調べる

など、授業終了後にやるべきことをメモしておけば、効率よくアウトプットできるようになります。

 

授業後に自分で説明できるかチェックしてみる

授業の内容を理解するためには、授業後の行動が大切になってきます。

おすすめなのは、 授業後に自分でその内容を説明してみる ことです。

自分が先生になったつもりでもう1人の自分に説明してみると良いでしょう。

ただし、頭の中で説明するのはNGです。

説明できたら気になって実際は説明できないことが多々あるからです。

声に出して説明するまたは書いて説明するなどして言語化しましょう。

このようにしてインプットした知識を正しくアウトプットできるようになるのです。

 

まとめ

勉強効率を高めるためには、正しい授業の受け方をマスターする必要があります。

自分では正しく授業を受けられていると思っていても、実は内容が全て頭から抜けてしまっているというケースが非常に多くありますので、勉強に伸び悩みを感じている人は、今回紹介したことを思い出しながら、自分の授業の受け方について振り返ってみましょう。

「自分は間違った授業の受け方をしていたかもしれない」

そう感じた方は、先ほど紹介したポイントを意識しながら、正しい授業の受け方をマスターしてみてください。

 

 

 

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